セリュードCTOはまた、今回のテストで発見されたロボットのセキュリティー上の脅威のひとつとして、ランサムウェアによるハッキングを挙げた。ランサムウェアとは、コンピュータ内のデータにユーザーがアクセスできないようにし、それらデータを人質に身代金(ransom)を要求するマルウェアをいう。
IOアクティブラボは、テストに使用されたロボットを開発する6つの企業に、彼らが発見した問題点を通知した。返答があったのはよっつの企業で、そのうちふたつだけが欠陥を是正する計画および立場を明らかにしたと説明している。
多くのコミュニケーション用ロボットは、家庭や店舗ですでに活用されている。またバクスターのような新しい産業用ロボットも、工場の組立ラインに配置され、稼働しはじめている。今後、ロボットが人間を代替し業務に使われるケースは徐々に増えていくだろう。リサーチ企業IDCによると、ロボットおよび関連サービスに投入される企業の支出は、2020年には、現在の2倍にあたる1880億ドルに達すると予想されてもいる。
いたちごっこの感は否めないものの、ロボットが人間に危害を加えないように、またビジネスに打撃がもたらされないように、しっかりとセキュリティー対策を講じることもまた、ロボット普及のひとつの大きなカギとなるはずだ。
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