
機体を操縦するシステムにはVR技術が搭載されている。人間が海面から専用コントローラーを使って操縦することもできるし、人間のダイバーとコラボレーションして作業を行えるようにも設計されている。一方で、カメラを通じてサンゴ礁のような障害物を回避することも可能だ。
「(専用コントローラーを使えば)ロボットに人間の直感、専門知識、認知能力を供給できる。逆にロボットは、人間にとって危険な地域で作業を代替えできる」(カティブ教授)

なお、カティブ教授は今後、触覚センサーを強化すると話している。意図としては、“まるで人間がそこにいる”かのように作業を展開するため。教授自身は「海の中のアバター」が目標だと表現している。
人間が海底で作業を行う場合、空気供給の困難さや減圧症の危険性がある。オーシャン・ワンのような成功例が増えれば、より長時間、またより安全に水中探索が可能となる。また人間とロボットの能力がより繊細にシンクロすれば、海中探査分野において、これまでにないシナジー効果が発揮されると期待されている。
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