
プリンストン大学でコンピュータサイエンスを研究するジョアンナ・ブライソン(Joanna Bryson)招聘教授は、米国のアン・レッキー(Ann Leckie)氏が書いたSF小説「アンシラリージャスティス(Ancillary Justice)」に登場する人工知能ロボットを高く評価した。同小説は、出版年となる昨年、SF関連の賞を総なめにした。
「小説の中に登場するロボットは、人間と同じようにほぼ完璧に意思疎通が可能なうえ、膨大な記憶力を持っており、将来の人類の生活にどのような影響を与えるか予測させてくれる」(ジョアンナ・ブライソン教授)
一方、ニューヨーク大学で教鞭を執るアーネスト・デイビス(Ernest Davis)教授は、ポーランドのスタニスワフ・レム(Stanisław Lem)が書いたSF小説「ノンセールビアム(Nonserviam)」を推薦する。(同作は「A Perfect Vacuum」に収録)
そのほか、科学技術者たちから好評を受けたロボットは、2012年の映画「素敵な相棒 フランクじいさんとロボットヘルパー(Robot and Frank)」の中に登場するロボットや、映画「チャッピー(Chappie)」に登場する、人のように学習し喜びや恐怖を感じるロボットなどである。
科学者たちの多くは、最近世に出てきている作品に登場する人工知能ロボットが現実性を多分に帯びており、過去の作品とは異なり、将来の状況を正確に予測していると指摘した。
(ロボティア編集部)
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