韓国ブロックチェーン協会が記者懇談会を開き、自主規制に関連する審議結果を発表した。
7月11日、韓国ブロックチェーン協会は、健全かつ安全な仮想貨取引所のエコシステムを構築するため、協会独自の自主規制案を作成したことを発表。また自主規制案の審査や条項を通過した12の企業・取引所を発表した。
以下は、自主規制審査に通過した取引所名となる。
・DEXKO
・Neoframe
・Upbit
・Bithumb
・Gopax
・OKcoin Korea
・Korbit
・Coinone
・Coinzest
・CPDAX
・HANBITCO
・Huobi Korea
2017年12月に発表された自主規制案の草案には、利用者保護、仮想通貨取扱業者の金銭・仮想通貨の保管・管理、マネーロンダリング防止、システムの安定性と情報保護などに関する内容が盛り込まれた。今年2月5日に自主規制委員会のキックオフ・ミーティングが開催され、その後、取引所会員の資格審査評価項目および審査プロセスが定められた。
自主規制委員長を務めるチョン・ハジン氏は、「ウォン(法定通貨)を扱う取引所とそうでない取引所のそれぞれの経営環境があるため、最低限の基準に沿って厳格な審査を行った(中略)各取引所の欠点を補完するよう呼びかけ、協会の自主規制基準に合わせることができた。審査プロセスを通じて、取引所の利用者保護をさらに強化できるきっかけになった」と審査結果について説明した。
また、「審査を通過したことが完全なセキュリティ実現を意味するものではないが、利用者保護のための最も基本的な要件は満たされたと思う(中略)今後、仮想通貨市場の健全な成長と利用者保護のため、審査基準を着々と向上させていく計画」としている。