ファーウェイが「世界接続性指標2018」を発表...人工知能への期待と人材不足が落とす影

ロボティア編集部2018年6月3日(日曜日)

ファーウェイコーポレートマーケティング部門プレジデントの張宏喜(ケビン・チャン)は次のように述べている。

「今、私たちは AIが主導するパラダイムシフトを目の当たりにしています。GCI 2018 によれば、ICTの発展が頭打ちの状態のなかで成長を続けている経済先進国は、インテリジェントなコネクティビティを活用することで新たな商機を切り拓いています。一方で、一部の発展途上国は新たなテクノロジーを利用して自国の戦略的成長計画を加速するための方策を探求しています」

ファーウェイは今回、「2018年度 世界接続性指標報告書――インテリジェントコネクティビティで新たな成長へ」のほか、「デジタルスピルオーバー――デジタル経済の真の影響力を評価する」「ICTによる持続可能な発展目標に関するベンチマークレポート」など、一連のGCI関連レポートを発行した。

また今年度の GCI では調査対象が50か国から79か国へと拡大した。2015年度以来 2回目の拡大を経て、調査対象国はそれぞれの経済発展レベルに応じて「フロントランナー」(日本含む 20か国)、「アダプター」(37 か国)、「スターター」(22 か国)のいずれかに分類された。

なおランキング1位は米国でGCIスコア78点。以下、シンガポール(75点)、スウェーデン(73点)、スイス(71点)、英国(70点)、フィンランド(68点)、デンマーク(68点)、オランダ(67点)、ノルウェイ(65点)とベスト10が続いた。日本も79ヶ国中10位にランクイン。スコアは100点満点中65点だった。