人工知能が作編曲しK−POPグループが歌う…世界初のAI音楽レーベル「A.I.M」発足へ

ロボティア編集部2018年2月21日(水曜日)

人工知能(AI)は、エンターテイメントの世界でも確実に根付き始めているようだ。きたる27日には、世界初の人工知能レーベル「A.I.M」(Arts in Mankind)の発足を記念したショーケースが、韓国ソウル市内で行われる予定となっている。

A.I.Mを企画したのは、韓国芸能事務所・ENTERARTSと、英国のAI音楽会社・Jukedeck。今回のショーケースでは、AIと音楽産業を組み合せていく方法論や、作曲家やプロデューサーがAIとコラボレーションしていく過程などが説明される予定だ。

ライブでは、韓国ガールズグループ・Spicaでメインボーカルを担当したキム・ボヒョンらが、AIと人間とともに作・編曲した曲を披露。人間のダンサーが、人工知能が生み出したダンスパフォーマンスを実際に踊ってみせるというセッションも用意される。

A.I.Mプロジェクトには、ソウル芸術大学、SONICTIER、ミミエンターテイメント、イリュージョンエンターテイメントなど芸能・芸術・技術分野の企業や専門家らが参加。テクノロジーとエンターテイメントの融合について議論・交流が交わされている。